餅帳

アウトプットする場が欲しかった。大体オタクの記事です。

学会の反省会

久しぶりに記事を書く。半年振り。ひえっ。

某日、とある学会に参加したのでそれの反省をつらつらと書いていく。

いずれどこかの学会の前に私が見返してくれると嬉しい。

 

※ここで私の行なっている研究は「ホットケーキを3段重ねて生クリームをかけたら美味しさの数値はどのくらいになるか?また、その数値を中華料理と比べてみよう」という内容で行っていると仮定する。

 

設定は発表14分質疑応答3分。発表は14分ジャストで終わった。リハーサル通りである。やるじゃん。ここは良かった。

問題は質疑応答である。ある大学の院生が質問をしてきた。

 

Q.「ホットケーキ1つの美味しさは1つ1つ独立した値で見ていますか?それとも他のホットケーキとの相乗効果も考慮して計算していますか?😮」

普通に答えれば良いのになぜかこの質問にテンパった。本当にテンパった。

A.「えーと、ホットケーキの作り方は、ホットケーキミックスを開けて…😰」

〜1分後〜

A.「なので、フライパンで3分焼くと… すいません、どんな質問でしたっけ?😅」

Q.「あっ、ホットケーキ1つの美味しさは1つ1つ独立した値で見ていますか?それとも他のパンケーキとの相乗効果も考慮して計算していますか?という質問です😑」

A.「あっ、それならはい、ホットケーキは1つずつ焼いているので1つ1つ独立した値ですね😇」

 

結局、質問に答えるには最後の台詞だけでよかった。何故か研究の手順を詳細に説明し始め脱線し、挙げ句の果てには質問の意図が理解できずに聞き直してしまった。

もう一つ質問が来た。

 

Q.「ホットケーキを重ねれば重ねるほど美味しくなるのだから、美味しさを中華料理と比較するのは不適切ではないでしょうか?🤔」

A.「えー、ホットケーキと中華料理はこのような関係があり😣…どうたらこうたら…😭そしてその比較は違うのではないかというご指摘ですが…😵」

Q.「あっ、その比較についてまた考えてみてください、というコメントです、時間なので終わりにいたします😒」

A.「アリガトウゴザイマシタ😞」

 

またよくわからない解答をしてしまった。

 

今回の発表の反省点を挙げてみる。

 

1.私は質問の意図を勘違いすることが多々ある

2.説明できない時は「今後の検討材料にさせていただきます」と言う

 

1に関しては本当に多い。高専在籍時の卒業研究中間発表からこの学会に至るまで、質疑応答の後に友人や教員から「あの質問ってこういう意味だったのでは?」または「あの質問はこう答えれば良かったのでは?」と言われることが非常に多い。おそらく、私は相手の質問の意図を理解せずに的外れな解答をすることが多いのだろう。普段の会話もそうかもしれん。陰キャだからね。

 

2はなんというか、頭の中にこのワード自体はあるんだが、どうしても質問されると出てこない。なんとか質問に答えようとして泥沼になってしまう。おそらく、高専の卒研発表時の「これを言うと負けなイメージ」を未だに持っているのだと思う。しかしながら、卒研発表と学会発表の質問者の意図は違うのではないだろうか。卒研発表における質問は(もちろん興味本位を理由とする質問もあるが)単位授与の審査の意味合いが強いように感じる。対して、学会の質問のほとんどは同分野の研究に対する興味本位、またはアドバイスのようなものである。私はここを今まで誤解していたような気がする。学会で質問をされるということは相手が自分の発表に興味を持ってくれたということだし、予想外の質問が来たらアドバイスとして今後の検討材料としても何ら問題がないのだ。

 

今回の学会は正直出来自体は褒められたものではないが、上記の反省点が見つかったことはプラスに捉えたい。当面の目標としては相手の質問の意図を履き違えないこと、予想外の質問が来てもテンパらずに今後の検討材料にさせていただくことである。

 

なんだかんだこれらの反省を活かしてまたリベンジしたいと思っているので、私は学会が好きなのかもしれない。いずれは学会を楽しめるような人間になりたい所存である。また、交流という面で対面の学会はめちゃくちゃ楽しそうに感じるので、学生のうちに参加をしたい。

 

 

おまけ

学会後に「その美味しさの算出式は小麦粉のものだがホットケーキミックスには使えるのか?式の採用理由を考える癖をつけて欲しい。」というコメントを頂いた。

確かに私は教員が持ってきた式を使っていただけで、式の採用理由はほとんど考えていなかった。このような意識もつけていきたい。

 

 

おまけ2

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これは学会後にサイゼでお疲れ様会(ソロ)をした写真である。せっかくなので全て頼んだことのないメニューを頼んだ。イカスミパスタは凡だったが、他は美味しかった。